🗓 2026年8月19日 更新
「行きたくない」「おなかが痛い」——朝になるたびに繰り返されるこの言葉、どれだけ消耗するかよく分かります。怒ってしまった自分を責めたり、原因が分からなくてモヤモヤしたり。この記事では、行き渋りが起きやすい背景と、家庭でできる向き合い方のヒントをまとめました。「正解」を押しつけるつもりはないので、使えそうなところだけ取り入れてみてください。
行き渋りは「わがまま」じゃないかもしれない
子どもが「行きたくない」と言うとき、その裏には言葉にできない不安や疲れが隠れていることがよくあります。環境の変化、友だち関係、単純な睡眠不足など、理由はひとつじゃないことがほとんど。「なんで行けないの?」と問い詰めるより、まず「そっか、しんどいんだね」と受け止めてあげると、子ども自身も気持ちを整理しやすくなります。責めず、でも甘やかしすぎでもなく——その間の感覚を大事にしてみてください。
朝のルーティンを「見える化」してみる
登園・登校の準備がスムーズに進まないと、子どもも親もイライラが重なりやすいです。そんなときは、やることをイラストや文字でカードにして壁に貼る「見える化」が効果的なことがあります。「次は何をすればいいか」が自分で分かると、子どもが少し自分で動けるようになり、親が逐一声をかける回数も減ります。準備の手順を子どもと一緒に決めると、取り組む気持ちが上がりやすいですよ。
「行ったら楽しいこと」を一緒に探す
「行けば楽しいよ」と大人が言っても、本人には響かないことが多いです。それよりも「今日〇〇ちゃんに見せたいものある?」「帰ってきたら一緒に〇〇しようか」など、子どもが自分でワクワクを見つけられるような声かけが効くことがあります。小さな「楽しみの種」を朝に一緒に見つける習慣は、気持ちを切り替えるきっかけになることも。毎回うまくいくわけではありませんが、続けることで朝の空気が少しずつ変わってくることがあります。
行き渋りが続くときは、園・学校と連携する
何週間も続く、体の不調を訴える、以前は楽しそうだったのに急に変わった——そういったサインが重なるときは、担任の先生や園の保育士さんに状況を共有することをおすすめします。家での様子を伝えると、園・学校側も子どもへの関わり方を工夫してくれることがあります。また、心配が大きい場合は、かかりつけ医や地域の子育て相談窓口に早めに相談するのも選択肢のひとつです。一人で抱えないことが、親にとっても子にとっても大切だと思っています。
親自身のしんどさも、ちゃんとケアして
毎朝の行き渋りに付き合い続けるのは、親にとっても体力・気力がいること。「自分がもっとうまくやれたら」と思いがちですが、完璧な対応なんてそもそも存在しません。誰かに話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることがあるので、パートナーや友人、オンラインのコミュニティなど、吐き出せる場所を意識的に作っておくといいですよ。子どもの気持ちと同じくらい、自分の気持ちも大切に。
すぐ試せるポイント
- 登園・登校前の「今日のいいこと探し」を1分だけやってみる
- 準備のやることリストをイラスト付きで作り、子どもの目線の高さに貼る
- 「行きなさい」ではなく「一緒に玄関まで行こうか」と小さな一歩を促す
- 行き渋りの様子や頻度をメモしておくと、先生や相談窓口に伝えやすくなる
※本記事は一般的な情報をまとめたものです。お子さんの体調や発達で気になることがあるときは、かかりつけ医など専門家にご相談ください。


